第27回技術シンポジウムを開催
実行委員長 綾部 充 (生命科学系 附属植物園日光分園 技術専門職員)
日時: 9月28日(金) 13:00〜17:15
会場:本郷キャンパス 理学部1号館 西棟206号室および中央棟338号室
参加費: 無料
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第27回理学系研究科・理学部技術部技術シンポジウムが2012年9月28日に理学部1号館(技術発表・特別講演:西棟206号室、ポスター発表:中央棟338号室)において開催された。このシンポジウムは技術の向上および様々な分野にわたる技術支援活動の公開と進展を目的として、日頃の技術活動の成果報告と技術職員間の意見交換のできる貴重な場である。今回は通常の発表に加え、実物展示のあるポスター発表も行った。参加者は武田洋幸技術部長をはじめ、理学系研究科技術職員・教員・事務部職員・大学院生はもとより、他学部(10部局より24名)、他大学(6名)、一般企業(6名)からの参加もあり、73名を数え、盛会のうちに終了した。
武田技術部長の挨拶に続き、4題の口頭発表があり、活発な質疑応答がなされた。会場を移動して、6題のポスター発表が行われ、ポスターや展示物を前に意見交換がなされた。休憩をはさみ、化学専攻の橘和夫教授による「有機化合物の化学構造決定とスペクトル化学」の特別講演が行われ、貴重な研究の話を興味深く聞き入った。
シンポジウム終了後、情報交換会が催され、橘教授、大西事務部長や他部局・他大学の方々との有意義な意見交換の場となった。
最後に、シンポジウム開催にあたり、多くの関係者の方々にご協力をいただいたことを、この場を借りて御礼申し上げる。
講演内容
■特別講演■
・「有機化合物の化学構造決定とスペクトル化学」
橘 和夫 教授(化学専攻/天然物化学研究室)
■技術口頭発表■
・「生物学科B系共通実習における新規実習の開発」
○渡辺綾子(生命科学系)
・「附属植物園における日本植物園協会拠点園ネットワークの活動について」
○出野貴仁,綾部充,田中健文(生命科学系)
・「電子線マイクロアナライザ(EPMA)による微小な希土類鉱物の信頼性の高い測定」
〇市村康治,吉田英人(機器分析・実習系)
・「理学部2号館における環境安全業務」
〇塩田百合香(共通系)
■技術ポスター発表■
・「理学系液体窒素タンクの運用と設備更新」
〇吉田和行(共通系),八幡和志(機器分析・実習系)
・「電子線マイクロアナライザ(EPMA)による微小な希土類鉱物の信頼性の高い測定」
〇市村康治,吉田英人(機器分析・実習系)
・「全学技術研修の実施報告 —エレクトロニクスの基礎— 」
〇佐伯喜美子(機器分析・実習系),南野真容子(共通系),吉田英人,八幡和志(機器分析・実習系)
・「FPGA教材の開発 —機器開発とテスト実験— 」
〇八幡和志(機器分析・実習系)
・「2012年4月4日の暴風による日光分園風倒被害」
〇清水淳子,綾部充(生命科学系)
・「小笠原諸島・母島固有の希少種コキンモウイノデ集団の発見」
〇水梨桂子,出野貴仁(生命科学系),邑田 仁(附属植物園・教授),東馬哲雄(附属植物園・助教)
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武田技術部長の挨拶 | 技術発表 | ポスター発表 |
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ポスター発表会場の様子 | 特別講演 質疑応答中の橘教授 | 集合写真 |