技術部

第28回技術シンポジウム

第28回理学系研究科・理学部 技術部シンポジウムを開催

技術部シンポジウム実行委員長 栗栖 晋二
(機器分析・実習系/地球惑星科学専攻)

日時: 11月22日(金)13:00〜17:05
会場:本郷キャンパス 理学部化学本館 5階講堂
参加費: 無料

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 第28回理学系研究科技術部シンポジウムが、2013年11月22日(金)、理学部化学本館5階講堂で開催されました。今回は、技術職員による口頭・ポスター発表と本研究科教授による特別講演を行い、参加者は、山内技術部長はじめ、技術部職員、研究科所属・フ教員・事務職員・学生、他学部(15名)、他大学(3名)、一般参加者(6名)の合計62名を数えた。実際にはそれ以上の参加があり、盛会であった。
 シンポジウムは、山内技術部長の挨拶に続いて、4題の口頭発表(うち2題は、1984年の第1回開催以来初めてとなる、英語による発表)があり、各発表で活発な質疑応答がなされた。口頭発表に続き、同じ階のエレベーターホールに移動して、6題のポスター発表が行われた。ここでも、ポスターや展示物を前に、活発な議論が交わされた。
 技術発表に引き続いて、物理学専攻福山 寛教授による特別講演「超低温の獲得と量子物質の世界」が行われた。講演では、低温技術や低温物理学といった、普段聴くことができない最先端の研究に、興味深く参加者が聞き入っている様子が窺えた。
 シンポジウム終了後は情報交換会が催され、山内技術部長、福山教授、大西事務部長、並びに他学部・他大学からの参加者、技術部OBといった方々と技術職員の間で、交流を深め、意見交換した。
 最後に、シンポジウム開催にあたり、ご協力いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

講演内容

■特別講演■

・「超低温の獲得と量子物質の世界」
  福山 寛教授(物理学専攻)


■技術口頭発表(発表順ではありません)■

・「Efforts for the reliable techniques of organic microanalysis」(英語発表)
 「有機元素分析における技術上達のために」(日本語タイトル)
  ○上坪和子(機器分析・実習系)

・「Development of FPGA Material for Digital Electronics Education」(英語発表)
 「FPGAを使ったデジタル回路教材開発」(日本語タイトル)
  ○八幡和志(機器分析・実習系)

・「附属臨海実験所の技術職員における研究業務の紹介」
  ○幸塚久典、川端美千代、伊藤那津子、関藤守(生命科学系)

・「国指定名勝及び史跡 東京大學小石川植物園の価値」
  ○山口正(生命科学系)


■技術ポスター発表■

・「質量分析実験室および質量分析計の運営・管理業務について」
  ○小林明浩(共通系)

・「理学系CEタンクの設備改良」
  ○八幡和志(機器分析・実習系)

・「物理学生実験にお・ッる生物物理学実験の紹介」
  ○・イ伯喜美子(機器分析・実習系)

・「蛍光X線分析(XRF)による花崗岩およびその風化帯中の全リン濃度の測定精度に関する検討」
  ○市村康治、吉田英人(機器分析・実習系)

・「附属臨海実験所の技術職員による防災対策の現状」
  ○川端美千代、幸塚久典、関藤守(生命科学系)

・「東大伊能図の紹介と来歴に関する考察」
  ○栗栖晋二(機器分析・実習系)

山内技術部長の挨拶 技術発表  ポスター発表


福山教授による特別講演 発表に聞き入る聴講者  集合写真

過去のシンポジウム